街づくり

まちづくり物語 パート1
[お城を核としたまちづくりで、観光客に思い出を]
しっとりと落ちついた城下町には、名所旧跡など、みどころいっぱい。数々の特産品もまちの自慢なのになぜか観光客の多くは、空港からバスで一直線にこのまちを通りすぎ、隣まちの温泉に行ってしまう。このまちに観光客が集まるお店やクアハウスがあれば、まちも活気づくのに・・・。

商工会が中心となって、みんなの知恵を出し合い、
新しいまちづくりが始まった。
お城をイメージした共同店舗と、地元の人と観光客
がふれあうスポーツセンターが誕生した。
きっとまちの発展の大きな原動力となるだろう。

 

まちづくり物語 パート2
[コンサートなどの催物会場の完成で、商店街に新たな客層が!]
まちの中心となる商店街に、もっと楽しい施設があれば・・・。
ショッピングの楽しさが倍になるし、コンサートが開催されれば最高! きっと周辺の新しいお客さんも増えるだろうし、商店の売り上げも伸びる。この商店街に、そんな建物ができればいいな〜。

そんな夢を商工会がまちと協力して叶えてくれた。
さまざまな催しができるホールを備えた建物が完成。
予想通り催しのある日は商店街にも人がたくさん。
友達のブティックにも活気が戻った。

 

まちづくり物語 パート3
[新しいショッピングセンターがまちを変えた]
今日も少し遠いけど隣まちのショッピングセンターに行った。
このまちにはどうしてできないんだろう。地元の商店もこのままではジリ貧だ。素敵なショッピングセンターがきでたらな〜。そうしたら、あの店の息子さんも喜んで店を継いでくれるだろうに・・・。

そして商工会とまちが中心となって計画を進め、
このまちにも待望のショッピングセンターが建った。
便利な買回品店も多く、魅力あるテナントも新しく誘致して、
今では誇れる地域の顔となっている。

 

まちづくり物語 パート4
[小公園と駐車場が商店街の景観を一新]
この商店街には買い物のときに利用できる駐車場がないから、いつも路上駐車で心配。それに、子供連れだと遊ばせておく場所も無い。もっとゆっくり買い物がしたいのに・・・。
商店主は、隣まちの広い駐車場がある大型店にお客さんが行ってしまうことに頭をいためている。

そこで、商工会が商店街の中心に駐車場と小公園を作った。
いままでの混雑した商店街のイメージがガラリと変わり、
商店街に元気が出てきた。

 

まちづくり物語 パート5
[「特産品」づくりでまちのイメージアップ]
このまちの特産品はありふれたものしかない。
「まちをアピールできる土産品があればいいのに」という声に、民宿を営むご主人が、「まちのイメージアップとお土産品づくりに地域の特産の『柿』を使ったらどうだろう」と発案。みんなは大賛成で研究を開始する。やがて、むらおこし事業や、地域のメインテーマとして夢はふくらんだが、みんなの心の中には「共同工場を併設した研究施設があればなあ〜」との思いだった。

その思いが実現した。
商工会が中心となって試作品開発の「柿工房」が建てられた。
この工房には、試作品の研究室と、柿をPRする柿博物館、
さらに地元の小規模事業者が共同してつくった柿特産品づくりの
工場を併せもつ素晴らしい施設となった。

 

まちづくり物語 パート6
[商工会館は人を呼び、地域の核となる]
駅前のJRの敷地の一部に、商工会館を建てる計画が持ち上がるが、資金調達に多少の不安がある。
でも、どうせ建てるならこの立地は捨てがたい。商店も多いこの場所に商工会館が建てられれば、人も集まり、町の顔にもなるのにな〜。

こうして、小学生などが描いた絵の展示や音楽会
などもできるホールを持った商工会館がみんなの努力で
建てられた。心配だった資金調達は、県やまちなどの
積極的な応援が実り解決。